各部署のご案内
循環器内科と腎臓内科の病棟です。循環器内科は急性心筋梗塞や心不全などの救急患者さんを多く受け入れており、心臓カテーテル治療が実施できる施設として年間300症例以上行っています。 不整脈についても心臓生理学検査をはじめペースメーカー植え込み、心臓再同期療法(CRT)などを行っています。 また、頻脈性不整脈に対してはカテーテルアブレーションを行っています。腎臓内科は、腎炎の診断・治療、透析導入、腹膜透析導入、食事・生活指導を行っています。 私たちは常に専門知識と技術の研鑽に努め、患者さんが安心して入院生活が送れるように、またスムーズに日常生活に復帰できるようサポートしています。
内科系の多岐にわたる疾患の患者さんの看護を担当しています。消化器内科・血液内分泌疾患・腎臓内科・自己免疫疾患に対し、専門的治療を行なっておりクリニカルパスを活用しチームでケアの提供を行なっています。 疾患によっては、治療を受けながら病気と長く付き合う必要があります。自己管理を継続するために、患者・家族を含め医療者との信頼関係を図り質の高い療養生活を送る事が出来るようなサポートを心掛けています。また、多種多様な疾患や状態の患者に対して、チーム医療が行えるように定期的な医療カンファレンスを行ない早期より退院後の生活や療養を見据えた看護介入を行なっています。
脳神経外科と泌尿器を主とし、整形外科、耳鼻科も含めた混合病棟です。脳神経外科は、最新のCT・MRIを導入して確定診断を行っており、超急性期脳梗塞の治療も可能です。週1回の医療カンファレンスを行い、症状の安定した患者さんについては安心して後方施設または在宅での療養がしていただけるよう努めています。泌尿器科は、健診による尿路悪性疾患の早期発見に努め、手術・放射線治療・化学療法を行っています。尿路結石は結石破砕装置や内視鏡を使用し、開腹手術をすることなく治療が可能です。また、その他の排尿管理も行っています。各科、医師・看護師・薬剤師・栄養士・リハビリで協働してチームで医療を提供しています。
整形外科・外科・産婦人科の混合病棟です。整形外科・産婦人科は手術前・手術後看護を、外科は化学療法看護を主に担当しています。 医師・看護師・コメディカルと協働し、患者さんと家族の不安や想いに向き合い、その人らしさを尊重した看護を提供しています。
外科病棟です。主に胸部外科(心臓・血管・肺)、消化器外科(食道・胃・腸・肝臓・胆管・膵臓)の手術を受けられる患者さんが入院されています。手術は、1年間約1000例行っています。近年は、下肢静脈瘤手術が1泊での入院、レーザー治療も可能となり市外からも多くの方が治療を受けに入院されています。 クリニカルパスを使用し腹腔鏡下での手術により短期に退院することが可能となっています。患者さんが安心して手術を受けて退院できるように、医師・看護師・コメディカルが連携し、良質なチーム医療の提供に努めています。
質の高い看護の提供を継続して行えるように、日々知識・技術の研鑽に努めています。
集中治療部は、平成5年に開設されました。呼吸・循環・代謝その他重篤な急性不全の患者さんやハイリスクの手術で術後全身管理を要する患者さんなどが入室されます。
手術症例数の増大や、患者さんの高齢化、高度医療の推進による重症例の増加によって、集中治療を必要としている患者さんは増加しています。
急性期医療に占める集中治療部の役割は、今後更に重要になると考えます。重症患者さんの救命に日夜努力する一方、質の高い看護の提供が継続して行えるように知識・技術の研鑽に努めています。
また、患者さんやご家族の心のケアに目を向け、疾患の治癒・心身の回復・日常生活の自立に向けた看護を行っています。
6部屋の手術室が(バイオクリーンルームを含む)あり、約年間2300件の手術が行われています。そのうち8割が全身麻酔の手術で、外科・整形外科をはじめ脳外科・耳鼻科・婦人科・内科の手術を行っています。心臓血管外科では、365日24時間緊急手術の対応を行っています。 手術部では、患者さんに手術前日までに麻酔科医師による診察や手術部看護師による術前訪問を行い、手術を安全安楽に安心して受けて頂けるように努めております。また、医師をはじめ看護師・臨床工学士・放射線技師などのコメディカルが協力して、安全で質の高いチーム医療を提供しております。
腎不全の患者さんにとって透析は治療であり、また生活の一部でもあります。私たち
は安心で安全な透析医療看護を提供していくことを目標にしています。療養環境を整え、他職種と連携をはかり、患者さんのQOLが高められる支援をしています。
外来では来院される患者さんに安心して受診していただき、不安なく外来での検査・治療そして入院していただくことをスタッフ一同目標にしています。入院が決定された患者さんへは、入院されるまでの検査の流れや入院後の治療内容などを支援外来スタッフが細やかに説明しています。また、特殊外来として、ストーマ外来・フットケア外来・外来化学療法などを行っています。病棟をはじめ各部門と連携して、患者さんにとって安全・安心な医療・看護が提供できるように日々努力しています。
当院は、山口医療圏内で二次救急指定病院として年間150日の二次救急を応需しています。中でも、循環器疾患において、365日24時間体制で対応しています。 平成15年より質の高い救急医療を目指し救急部を開設、平成19年から市の協力により医師同乗システムを導入し、平日日勤帯にはドクターカーが常駐しています。 心肺停止等重症が予測される場合には医師・看護師が同乗し、現場で医療を開始する活動を行っています。 地域・社会の救急医療ニーズに応え、救命技術から危機的状況にある患者及び家族への精神的看護に至る幅広い救急看護領域の知識・技術の取得を行い、的確に確実な技術が実践できるよう努めています。
平成6年より「保健指導室」として退院調整に取り組み始め、平成14年より前方・後方連携を担う地域連携室を設置、平成31年1月より入退院支援を一元化し多職種で支援する「患者サポートセンター」を新設しました。 患者サポートセンターでは、地域連携・入院支援・退院支援・各種相談を行っています。地域の皆様と対話を大切に顔と顔の見える関係を作りながら、患者さん・ご家族が安心・安全な医療を受け、住み慣れた地域・在宅で生活でき切れ目のない支援に繋げることができるように取り組んでいます。
日帰り・生活習慣病予防健診・婦人健診・脳ドック・膵ドック・循環器ドック等の各種健診と特定保健指導を行っています。
健康管理に関する正しい知識の普及を行う事によって、健康についての認識と自覚の高揚を図ることを目的に、スタッフ一同日々精進し活動しています。