キャリア開発システム
済生会山口総合病院は、施薬救療の理念のもと救急医療を担う急性期病院・地域医療支援病院の機能を果たすことをビジョンとしている。その医療サービス・看護サービスの質向上に向けて、組織人一人ひとりの役割は重要である。そこで、平成18年より「組織の目標と自己の目標を明確にし、組織の目標達成に向かう」という目標管理を導入し、キャリア開発の視点に立った人材の育成に取り組んでいる。「クリニカルラダー」「マネジメントラダー」と自己の目標管理を意図的に連動させて、看護職の自律と成長を支援するキャリア開発システムを運用している。
質の高い看護を提供するための人材育成を行う
- 臨床実践能力を評価し、次のレベル向上への動機づけを行う。
- 看護師のキャリア開発を支援する。
- 教育サポートの基準とする。
- キャリアローテーションの資料とする。
- 職務満足度の向上を図る。
※キャリア開発とは
一人ひとりの看護師が組織の目標を踏まえ、自己の能力やライフサイクルに応じて、組織の支援を受けながら看護実践能力の向上に向け、自己の目標を明確にし、主体的に取り組むこと。
※クリニカルラダーとは
看護職の臨床実践能力を段階的に表現したもの。
※マネジメントラダーとは
看護管理能力を段階的に表現したもの。