プログラム責任者からのメッセージ
“鉄は熱いうちに打て“
初期臨床研修の2年間は、医師としての大事なスタートであり、その2年間で経験したことは医師としてのキャリア形成に大きな影響を与えると考えています。
当院での研修の特徴を3つあげます。
1つ目は1つの科に1人ずつ回り、各科の専門医や指導医がマンツーマンで丁寧に指導することにあります。ほとんどの科は専門医を2人以上有しておりますので、指導内容としてはマンツーマン以上の効果があるということになります。
2つ目は救急に強い医師を育てることです。麻酔科と外科を必修科とし、気管挿管(60例以上)、外科的処置、中心静脈穿刺などの処置を数多く経験できます。この研修を受けた後は救急外来では怖いものなしです。また当院では2次救急日の当直中は放射線科の読影待機の先生がリアルタイムに画像の読影をしてくれます。自分で読影した後で、専門医の先生の答え合わせが即座にできます。おそらく画像読影に関しても怖いものなしになるでしょう。
3つ目は研修内容とは少しずれますが、当院は各科の垣根が低いことが特徴です。これは院内のコ・メディカルにも共通しており、みなさん研修医にやさしく、楽しく仕事をすることができます。院内のスタッフが非常に協力的なことは、初期臨床研修をやりやすくすることに大きくつながります。
山口市は自然豊かで、空気もきれいな所です。休日は季節によっては桜やホタルに癒されるのもいいでしょうし、各種スポーツで汗を流すのもいいと思います。希望に満ちた皆さんが充実した初期研修を行えるプログラムと環境を整えてお待ちしております。
プログラム責任者
泌尿器科部長
大場 一生